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返済シミュレーション

「違法利率」 「利息制限法」 「過払金」…等々,現代ではクレジット・サラ金に関する用語がテレビやラジオで飛び交っています。しかし,それらの意味も,借金をされている方が,それらと自分がどう関わっているのかも判らない場合が多いと思います。
今回は、

毎月の返済ができているので問題ない方も、弁護士に依頼した場合、ずっと早く返済が終わります。

という方に関するお話しです。
ご自身がこのまま返済を続けていたケースについて、場合分けしてシミュレーションしてみましょう。

仮に、100万円を消費者金融に借りていたとします。

1 年率29.8%の場合

 数年前まで、30%弱の利率を適用していた会社がほとんどでした。ですから、それ以前から取引をしてらっしゃる方で、契約内容を変更していない方は、現在でもこの利率になります。
 年率29.8%で現在の債務が、平成24年1月末日現在100万円の方を想定して、毎月2万5000円ずつ返済している場合と毎月2万円ずつ返済している場合をシミュレーションしてみましょう。

<毎月2万5000円ずつ返済> 
下のPDFをクリックして見てみて下さい。

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毎月遅れずにきっちり返していても、2万5000円ほぼ全額が利息への充当で消えてしまい、元本の100万円を切るのは、平成28年3月になった時。4年以上先です。完済は、平成45年1月末を過ぎた時。全部で21年ローン、合計返済額は、628万5583円。
しかも、これは、最初の100万円だけ借り入れをして、その後は一切借りない、全て返済のみの場合です。

<毎月2万円ずつ返済>
次は、毎月2万円ずつ返済した場合です。

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利息が2万5000円くらいですから、元本は全く減りません。むしろ利息でふくれあがり、1年後には債務が約167万円、5年後には約399万円になってしまっています。返しても返しても減らないどころか、借金が増えていってしまうのです。

2 年率15~18%の場合

 利息制限法の許している上限利率は、100万円以上の場合が15%、10万円以上100万円未満が18%です。そこで、利息制限法の範囲内の適法利率で借り入れをした場合、平成24年1月末日現在100万円の方を想定して、毎月2万5000円ずつ返済している場合と毎月2万円ずつ返済している場合をシミュレーションしてみましょう。

<毎月2万5000円ずつ返済>

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適法利率で借り入れをして、2万5000円ずつ返済していった場合は、毎月の支払のうち1万5000円程度が利息になりますので、毎月約1万円円ずつ元本が減っていきます。
1年後には、残りの借金は、約87万円になります。新たな借り入れをせず、遅れずに返済していけば、平成29年3月末の支払で、完済。5年強の取引になります。完済時点で、借入額は最初の100万円のみであるのに、5年間の合計返済額は、154万2420円というシミュレーションでした。
適法利率ではありますが、18%というのは想像以上に重くのしかかる利率です。

<毎月2万円ずつ返済>

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適法利率で借り入れをして、2万円ずつ返済していった場合は、毎月の支払のうち1万5000円程度が利息になりますので、毎月5000円ずつのみ元本が減っていきます。
1年後には、残りの借金は、約94万円になります。12万円支払っているのに、6万円しか減らないのです。
新たな借り入れをせず、遅れずに返済していけば、平成31年11月末の支払で、完済。7年10ヶ月の取引になります。完済時点で、借入額は最初の100万円のみであるのに、合計返済額は、186万8256円というシミュレーションでした。
結局86万以上も利息を支払わなくては完済できず、また、適法利率ですから、完済後に弁護士に依頼しても返ってくるお金はありません。考えてみると意外と厳しい利息です。

貴方のケースではどうでしょうか? 下の月々のご返済金額シミュレータご返済回数シミュレータ過払金シミュレータを使って見てみて下さい。

    

 

3 弁護士に依頼した場合

 弁護士が代理で交渉すると、通常弁護士が代理にとなった後の利息は0%として返済の合意を交わします。
 そこで、平成24年1月末日現在100万円の方を想定して、同時期に弁護士が介入した場合、毎月2万5000円ずつ返済している場合と毎月2万円ずつ返済している場合をシミュレーションしてみましょう。

<毎月2万5000円ずつ返済> 

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弁護士が代理人として行った合意によれば、毎月2万5000円ずつ返済していった場合は、2万5000円ずつきっちり元本が減っていきます。
1年後には、2万5000円×12ヶ月=30万円を支払しているわけですから、残りの借金は、約70万円になります。遅れずに返済していけば、平成27年5月末の支払で、完済。3年4ヶ月です。弁護士が代理人となって和解をした時点の借金が100万円で、合計返済額も100万円です。

<毎月2万円ずつ返済>

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弁護士が代理人として行った合意によれば、毎月2万円ずつ返済していった場合は、2万円ずつきっちり元本が減っていきます。
1年後には、2万円×12ヶ月=24万円を支払しているわけですから、残りの借金は、約76万円になります。遅れずに返済していけば、平成28年3月末の支払で、完済。4年2ヶ月です。弁護士が代理人となって和解をした時点の借金が100万円で、合計返済額も100万円です。

弁護士が貴方の代理で和解をした場合のシミュレーションは、上の月々のご返済金額シミュレータご返済回数シミュレータを使って、利率/年率のところに、0と入れて、見てみて下さい。

4 弁護士が代理をした場合のメリット

 では、今毎月の返済に困っているわけではない、毎月ちゃんと返せているという方が、弁護士に代理を依頼することにメリットはあるのでしょうか?
 あります。上に書いたのは、判りやすい事例のシミュレーションに過ぎませんが、弁護士が代理となって消費者金融等と合意をした場合は、弁護士介入後の利息が0%となる点が大きいのです。

 <毎月2万5000円ずつ返済>

業者設定の利率の場合 利息制限法所定の利率の場合 弁護士が代理人となった場合
借り入れ合計額 1,000,000 1,000,000 1,000,000
完済時期 平成45年1月 平成29年3月 平成27年5月
返済合計額 6,285,583 1,542,420 1,000,000

毎月同じ2万5000円を返済していても、弁護士に依頼しないでご自分で返済している場合で、消費者金融の設定した利率だと平成45年まで、適法利率だと平成29年まで支払を継続しなくてはならず、前者は合計628万5583円を、後者は154万2420円を支払うことになりますが、弁護士が代理人となっている場合は、平成27年には完済でき、合計支払額も100万円で済みます。

<毎月2万円ずつ返済>

業者設定の利率の場合 利息制限法所定の利率の場合 弁護士が代理人となった場合
借り入れ合計額 1,000,000 1,000,000 1,000,000
完済時期 完済不可能 平成31年3月 平成28年3月
返済合計額 20,000×生存月数 1,868,256 1,000,000

毎月同じ2万円を返済していても、弁護士に依頼しないでご自分で返済している場合で、消費者金融の設定した利率だと、毎月の利息の金額が2万円を超えてしまっていますので、いつまで返しても利息で増えるばかりで一生完済できません。適法利率だと平成31年まで支払を継続しなくてはならず、186万8256円を支払うことになりますが、弁護士が代理人となっている場合は、平成28年には完済でき、合計支払額も100万円で済みます。

以下よりご自身でご返済額・回数及び過払い金をシミュレーションして頂く事が可能です。